- (1)2018年11月「異文化理解・協力の旅」(文理閣 TEL 075-351-7553)
- (2)2020年7月「コロナ後の世界 世界を一歩前進させるために」(かもがわ出版 TEL075-432-2868)売り切れ、アマゾンで中古を購入出来る。
- (3)2022年4月「ポスト資本主義のために マルクスを乗り越える」(かもがわ出版)売り切れ、アマゾンで中古が購入出来る。
- (4)2023年1月「志位和夫委員長への手紙」(かもがわ出版)売り切れ、アマゾンで中古を購入してください。
- (5)2023年12月「さようなら志位和夫殿」(かもがわ出版)二刷分は残っており、かもがわ出版に注文すれば手に入る。
- (6)2024年8月「世の中を変えたいあなたへ 時代と向き合ったある庶民の八十年」(あけび書房 TEL 03-5888-4142)
(1)2018年11月「異文化理解・協力の旅」(文理閣 TEL 075-351-7553)
第一部、ベトナム、中国、モンゴルでの国際協力事業を通じて見えてきたこと考えたこと。第二部、異文化理解の旅として、日本人があまりいかないチベット・ブータン・ミャンマーへの旅行で見えてきたこと。第三部、今では顧みられなくなった社会主義を考える旅としてロシア、キューバ、旧東ドイツ、オーストリア、チェコ、イタリアを旅して考えたこと等を書き記した。
(2)2020年7月「コロナ後の世界 世界を一歩前進させるために」(かもがわ出版 TEL075-432-2868)売り切れ、アマゾンで中古を購入出来る。
この本では1)先のソビエト連邦崩壊以降の世界の構造変化について2)資本主義の危機と将来、3)西洋中心、感染症を無視してきて世界史の見直し、史的唯物論についての再検討を提起した4)世界を一歩前進させるために、人類が直面している少子高齢化、気候変動、移民・難民問題、核兵器・原発、格差と貧困をもたらしているグローバル資本主義、民主主義の危機などの問題について、その克服方向について論じた。しかしコロナの世界的大流行が襲っていたので最初に2020年冒頭(厳密には2019年12月)中国の武漢から始まったコロナについて触れない訳にはいかないので、第一部としてコロナの「発生」から世界的流行にいたるまでをルポルタージュ的に論じた。そして続く各部においてもコロナとかかわって補強して論じた。ほとんどの問題が今日につながっており、こごで記述したことは古くなったとは思っていない。
(3)2022年4月「ポスト資本主義のために マルクスを乗り越える」(かもがわ出版)売り切れ、アマゾンで中古が購入出来る。
以上のように考えてくると社会主義の問題について本格的に考えざるを得ない。そこで私は、資本主義の勃興と社会主義思想の成立からロシア革命・中国革命、現代的変革などについて全面的に論じた。マルクス主義の到達点を踏まえながらも歴史的制約性を明らかにし、ポスト資本資本主義のためにはマルクスを乗り越えなければならないと論じた。
(4)2023年1月「志位和夫委員長への手紙」(かもがわ出版)売り切れ、アマゾンで中古を購入してください。
以上の検討を踏まえ、私は共産党がこのまま改革しないで行けば共産党は国政レベルでは取とるに足らない勢力になると思い、何回も志位指導部にたいして長文の意見書を上げてきたが一切回答は無かった。そこで23年1月に「志位和夫委員長への手紙」を出版した。党創立101年の年であり志位委員長などが党史を語っていたので私も党の歴史と関わって様々な角度から論じた。例えば志位氏などは「戦前、戦争に反対したのは共産党だけであった」と論じているが1937年に日中戦争が始まった段階では中央委員会は無くなっており(1935年)、共産党は組織だった反戦運動は出来ていなかった。しかし京都のリベラル派の人々や横浜の社会民主主義者の人々による反戦運動があった。これを評価しないような歴史認識では反戦平和の統一戦線はむつかしいであろう。宮本顕治委員長が不破氏や志位氏を後継者指名したことにより今日まで前任者が後任者を任命するというやり方が続き、指導部を選挙で選ばない桎梏になっていることを明らかにした。そして党首を含めて指導部は定年制・任期制・党員による直接選挙を導入すべきであると論じた。決定は例外を除いて満場一致というのは、自由で活発な討論がおろそかにされ党の活力を奪っている。少数意見の尊重による活発な討論によって多数決制を定着せること。マルクス流社会主義論から脱却し社会変革を願うあらゆる勢力との統一を図るべきである。党を疲弊させている党勢拡大月間方式を一旦中止し、あり方を抜本的に検討する等を提起した。
(5)2023年12月「さようなら志位和夫殿」(かもがわ出版)二刷分は残っており、かもがわ出版に注文すれば手に入る。
上記の「志位和夫委員長への手紙」の出版と同じころ、元日本共産党中央委員会政策委員会に属し外交部長であったかもがわ出版主幹の松竹伸幸氏が「シン・日本共産党宣言」(文芸新書)を出版した。両方の本はともに党首の公選制を提起した。これにたいして志位指導部は問答無用に松竹氏を2月6日に除名した。そのころから志位・小池・市田などの共産党幹部は党内で私と話することもなく演説会などの開かれた場所で一方的に私を批判し始めた。私は党内問題を党外に持ち出しているのは志位委員長などの幹部ではないかと批判せざるを得なくなった。そして彼らは私を3月16日に除名処分とした。そこで私は3月17日にそれを批判する記者会見を東京で行った。以来私はフェイスブックなどでその都度、志位指導部の言動を批判してきた。それらをまとめて「さようなら志位和夫殿」として出版した。
(6)2024年8月「世の中を変えたいあなたへ 時代と向き合ったある庶民の八十年」(あけび書房 TEL 03-5888-4142)
私・鈴木元は今年の8月8日で80歳(傘寿)になった。明らかに人生の節である。そこで自伝的書物として上記の本を出版した。私は高校1年生の時、いわゆる「60年安保闘争」に遭遇し参加し社会問題に芽生え高校に民主青年同盟を組織し初代班長となり、1962年18歳になった高校三年の時に日本共産党に入党した。したがって私の人生の大半は共産党員として生きてきた。そこで自叙伝的書物であるが私が体験した日本の社会運動、共産党の活動について私の多彩な経験を綴ると同時に自省する内容について率直に記した。したがつて社会を変えたいと思っている人に様々な角度から参考になると思う。
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