鈴木元氏の新刊の発売が正式に決まったようである。ご自身がFacebookで案内をしているので、全文を転載する形でご紹介したい。
新刊「さよなら志位和夫殿」の出版
今年の1月に私・鈴木元は「志位和夫委員長への手紙」(かもがわ出版)を出版した。それは共産党がいまのようなやり方を続ければ、社会的に取るに足りない勢力になってしまう。しかし現在の政局を考えれば、共産党がこれ以上後退すれば、日本の将来にとって極めて危険な事態となり何としても止めなければならないとの危機感からであった。この1年間に同じような思いで10冊ばかりの本が出版されている。しかし共産党の志位指導部は、それらに一顧だにしなかった。それどころか公然党員であった松竹伸幸氏、そして私・鈴木元を問答無用に除名した。マスコミから「やりすぎではないか」との論評が出ると、居丈高に「反共攻撃」としたために国民からも顰蹙をかう事態となった。
ところが1月17日の「赤旗」日刊紙の2面下に、私への除名処分告知が小さく出されて以降、今日に至るまで「赤旗」紙上では一切の論評は出されていない。それどころか「赤旗日曜版」では除名告知さえ掲載されなかった。そうしたこともあり私のことを心配してくれる多くの方々から「いったい京都府委員会とはどういうやり取りがあったのですか」「その後、どうなっていますか」との質問がよせられている。そこに延期されていた第29回党大会が来年の1月15日から開催するとの案内がなされた。私と同じく除名された松竹伸幸氏は大会に向けて再審請求をなされる。私は前著「志位和夫委員長への手紙」の続きを書き、社会的にこの問題を考えてもらい共産党改革へのステップとしてもらいたいと考えた。しかし前著で私が「共産党の改革を提起した」にも係わらず一顧だにせず除名処分を下した人にたいして、再度「お手紙」を差し上げるのも筋違いであるので「貴方には改革を期待できない」との思も込めて表題を「さよなら志位和夫殿」とした。
昨日、白内障の手術を受けたところなので、これ以上書くのは止め、明日以降に目次等を掲載します。12月中旬発売開始。ただし「かもかわ出版」には11月末に到着するので、早く読みたい人は直接11月末に「かもがわ出版」に注文していただければ、12月上旬に手に入ると思います。価格は本体1800円+消費税です。
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