これは注目!鈴木元氏がFacebookに共産党幹部の寄付金額に関して投稿

鈴木元

鈴木元氏は、Facebookによると白内障の手術で入院されていた。既に退院されているとのことだが、すこぶる元気で執筆の勢いがさらに増した。今回は、共産党の中央幹部の党への寄付金の金額の問題に触れている。全文を転載する形でご紹介したい。

摩訶不思議、酷すぎる共産党幹部の政治献金額
このフェイスブックでの大橋氏の指摘に刺激を受け、市田忠義氏にとどまらず共産党幹部の令和3年の政治献金額について調べてみた。
常任幹部会員は国会議員の党員並みの給与を支給されることは常任幹部会の確認事項である(年間千数百万円)。この点は複数の元常任幹部会員から確かめている。したがって私は彼らは、ほぼ同額の政治献金をしていると思っていた。ところが次のようにバラバラである。
①公設秘書の人は、ほぼ同額の300万円を超える金額を「寄付」している。ところが彼らに高額の寄付を指示している志位指導部のメンバーは彼らより少ない額しか寄付していない。
 志位委員長は政党助成金を受けとらない理由として①憲法違反と言うとともに②年間80億円の寄付があり政党助成金を受け取れば、それらの人のエネルギーを失うことになると言ってきた。しかしその80億円はどのようにして集めているのか。党費を納めている党員が約20万人いる。割り算すれば1人り当たり4万円になる、しかし党員の少なくとも1/3は年金生活者であり、まとまつた寄付などできない。すると1/2ぐらいの党員10万人は平均8万円円近い寄付を納めることになるが、それも現実的とは思えない。結局、国会議員、公設秘書、県会議員や政令指定都市議員を含めた地方議員などの人々に収入の2-3割りの献金を求めることになる。公設秘書に国から支給される報酬は1000万円を超える。それで志位指導部は報酬の1/3前後の300万円を超える金額を寄付させているのであろう。それなら自分たちもそうしなければならない。しかし下に見られるように志位委員長をはじめとする幹部は公設秘書が献金している金額よりも少ない額しか献金していない。
②政党の党首において岸田首相に次ぐ収入を得たとマスコミに報道された志位委員長は市田副委員長より少ない額しか献金していない。
③衆議院選挙が行われたこの年に国対委員長の穀田氏は825,459円、委員長代理の塩川氏は773,886円しか献金していない。
④驚くべきことは選対局長で全党に選挙カンパを呼びかけている中井作太郎氏は144,000円、「赤旗」編集局長の小木曽陽司氏は133,200円しか寄付していない。事実上年金生活者である私・鈴木元でも、この年の衆議院選挙での躍進を願って預金を下ろして15万円寄付している。教員や公務員、民間大企業の現職の党員の大半は私より多くの寄付をしていると推定される。
 「下にたいして言い、求めていること」と自分たちが、やっていることの余りの違い。この人々の党への忠誠心というより、人間性はいかがなものか考えて見る必要がありそうである。
令和3年の共産党への寄付額 
 アイウエオ順に記載されているので、取りあえず上から二人の公設秘書を取り出した。他の公設秘書も300万円を超える金額を寄付していると推定される。
岩藤智彦 3,687,334円 公設秘書
岩下龍平 3,280,709円 公設秘書
市田忠義 2,928,000円 参議院議員・副委員長
志位和夫 2,504,482円 衆議院議員・委員長
穀田恵二  825,459円 衆議院議員・国対委員長
塩川鉄也  773,886円 衆議院議員・国対委員長代理
中井作太郎 144,000円 常任幹部会員・書記局次長・選対局長
小木曽陽司 133,200円 常任幹部会員・「赤旗」編集局長

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