鈴木元氏が共産党福岡県委員会にロックオン

神谷を守れ

鈴木元氏が、神谷貴行氏への処分を進めようとしている党福岡県委員会のこの間の動向を完全にロックオン。Facebookに論考を投稿されていますので、全文を転載してご紹介致します。

鈴木元 福岡県委員会に異変② 案

(1)昨日21日に、このフェイスブックに書いた「20日付け産経新聞の神谷氏処分予告の報道」について、21日の赤旗、22日の赤旗ではなにも報道されなかった。共産党の名誉にかかわることであるのに不思議なことである。

(2)昨日も書いたが、そもそも松竹・鈴木の除名処分は全く不当なものである。①選挙と拡大で後退させてきた志位氏に対して辞めるべきであるなどは党内問題ではなく公人である党首にたいして広く社会的に論じられいることである。②党規約では「指導部は選挙によって選ばれる」と規定されており、党首公選制は取らないなど規約上も大会決定でも中央委員会総会でも決定されていない。昨年の8月に突然赤旗紙上で性格も権限も明かでない党建設委員会の名で「革命党の幹部政策」と言う論文を発表し、そこで「党首公選制を行えば分派が生まれ党は分裂する危険がある」と勝手に論じたのであある。そのような規約違反のかってな主張を批判したら除名ということが間違っている。

(3)今日党員の多くがSNSを使っている。その党員がSNSで党員同士で意見交換したり、意見発表すれば規約違反であり処分の対象とするなどは、個人の自由な意志を尊重しない時代錯誤な方針である。そんなことをすれば共産党は圧倒的な国民から見放されるだろう。規約が定めている通り自由な意見の討議の上最終的には多数決で決定し行動の統一を守る党運営に徹しなければならない。

(4)なお、神谷氏は私・鈴木元と違って現役の県委員である。彼を処分するには県委員会総会で2/3の多数の決議が必要である。県委員会や中央委員会はこぶしを振り上げたものの、このような不当な決議が採択されなかったら、それこそ自壊の始まりである。

コメント

  1. とーぼ より:

    ちょっと気がついたことがあります。この件とは直接、関係しないように感じるかもしれませんが、この間の「民主集中制は民主的で合理的」とする共産党の見解の前提の話です。共産党の議論、討論というものは議論、討論になってないと考えます。一般社会においては、議論、討論は今では、ディベートさえ古いものとなり、相手を否定せず対話を積み重ねる方法が主流になってきています。共産党の会議のありかたは対話になっていません。意見をたたかわせるディベート、あれも対話の手法の一つですが、ディベートでもありません。同調だと思います。同調は共感とも異なります。「民主的」であるには対話が必要不可欠です。対話とは、異なる意見や視点から学ぶことでもあります。同調はものごとをすすめやすいので、「合理的」ではあると思います。ただし、「同調圧力」の言葉があるように、危険性を伴っています。「話し合いで解決を」と言いながら、なぜ、この政党は内部でも外部でも話し合いができないのか、疑問だったのが、ここらへんが原因にあるのではと思いました。とはいえ、このことを言ったところであの政党は聞く耳はもたないでしょうが、いかなる全体主義もこの「同調圧力」の問題があり、外に向かう危険性は言うまでもないですが、自壊をもたらすこともあるのではないかと思います。

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