兵庫知事選挙 斎藤氏圧勝、維新・自民の無責任さ、共産党の泡沫化
11月18日 鈴木元 第一報
昨日(11月17日)兵庫県知事選挙の投開票が行われた。前知事の斎藤元彦氏が1,100,575票獲得し圧勝して再選を果たした。私は予てから周辺の人々に「多分、斎藤氏が勝つだろう」と語ってきた。それは多数乱立選挙において斎藤氏の知名度そして良きにせよ悪きにせよ話題性が圧倒していたからである。SNS活用などの選挙戦術などは別途述べる。
ところで前回選挙において斎藤氏を推薦した自民党ならびに維新の会は余りにも無責任であった。県議会で斎藤氏を全会一致で退職勧告を決議した。ところが維新の会は斎藤氏に「辞任・出直し選挙」を提案し斎藤氏はその通り実行した。したがって維新の会は斎藤氏に代わる候補者を擁立しなかった。自民党も候補者を擁立せず事実上自主投票に任せた。
維新・自民は始めからまともに闘う気がなかった。ところで共産党は医師の大沢芳清氏を擁立推薦し「筋を通した」。しかし大沢氏の得票は、わずか73,011票であった。これは当選した斎藤氏の1,100,575票どころか次点の稲村氏の960,489票の十分の一にも満たない得票でまったくの泡沫候補になりはてた。
私は予てから共産党はこのまま改革しなかったら「国政レベルでは取るに足りない勢力になりさがる」と警鐘してきたが今回の衆議院選挙の結果でそうなった。そして「なおも改革に踏み出さなければ党全体の瓦解にいたる危険がある」と指摘した。
今回の兵庫知事選挙の結果は私の警告が正しかったことを改めて証明した。
維新・自民は始めからまともに闘う気がなかった。ところで共産党は医師の大沢芳清氏を擁立推薦し「筋を通した」。しかし大沢氏の得票は、わずか73,011票であった。これは当選した斎藤氏の1,100,575票どころか次点の稲村氏の960,489票の十分の一にも満たない得票でまったくの泡沫候補になりはてた。
私は予てから共産党はこのまま改革しなかったら「国政レベルでは取るに足りない勢力になりさがる」と警鐘してきたが今回の衆議院選挙の結果でそうなった。そして「なおも改革に踏み出さなければ党全体の瓦解にいたる危険がある」と指摘した。
今回の兵庫知事選挙の結果は私の警告が正しかったことを改めて証明した。
12月8日に京都府宇治市長選挙が行われる、かつては革新勢力の強い地域であった。しかし共産党は今回の市長選挙で革新統一候補を擁立できず、共産党の地区委員長という共産党専従職員を無所属で擁立した。結果は見えている。兵庫知事選挙と同様にまったく泡沫的得票しか獲得出来ないだろう。いよいよ共産党の終わりの始まりが始まる。日本の悲劇である。今から来日しているベトナム枯葉剤被害者のドク氏に会いに出かけるのでここで止めておく。
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