新刊紹介 その① 鈴木元
世の中を変えたいあなたへ
ー時代と向き合ったある庶民の八〇年の記録ー 鈴木元
「志位委員長への手紙」の筆者による豊かな実践と深い自省の書
推薦 内田樹神戸女学院名誉教授、安斎育郎立命館大学国際平和ミュージアム終身館長
私・鈴木元は今年の8月で80歳を迎えます。それで自叙伝的本として、上記の本を出版ます。共産党はこのまま進めば国政では取るに足らない勢力になる危険があるので、共産党の新生を願って「志位委員長への手紙」を出したところ、聞く耳持たずで即除名処分となりました。
私は高校1年の時に1960年安保闘争に遭遇し社会問題に目覚め、18歳の高校三年生の時に日本共産党に入党し以来60年あまり過ごしました。そのうちの半分近い27年間を共産党の専従として様々な経験をしました。家庭の事情で専従職を止めて以来今日まで27,年間アジア各地で国際協力事業を展開し広い国際的視野・経験を重ねてきました。この私の二つの経験は、これから世の中を変えたいと思っている人に何らかの参考になるだろうと思って「世の中をかえたいあなたへ」としました。出版(あけび書房)は7月を予定しています。どうか多くの方が手に入れて読んでください。
目次
序章 ファミリーヒストリー 私の生きざまに影響を与えた人々
第一章 腕白な少年時代
第二章 社会問題と登山に目覚めた東住吉高校時代
第三章 立命館大学で極少数派から多数派へ
第四章 命をかけた大学紛争の闘い
第五章 「日本の夜明けは京都から」を掲げて闘った共産党専従職員時代
第六章 「社会人」として仕事と介護の両立をめざして
終章 終わりの始まり
次号で、はじめに 次々で、終わりに を紹介します。
コメント