この間、鈴木元氏が連日Facebookを更新している。昨日は、「京都市長選挙、共産党はどう闘うのか?」というタイトルで投稿された。
いつものように、全文を引用する形でご紹介したい。
京都市長選挙、共産党はどう闘うのか
既に記しているように京都市長選挙にあたって共産党京都府委員会は候補者である福山和人氏からの要望もあり前回推薦して闘った福山氏を今回は「推薦も支持もしない」と表明しマスコミで報じられてきた。これは戦後、地方自治制度ができ首長の公選制ができて以来初めてのことである。私は共産党は党員・支持者・市民に判るように説明する義務があると書いた。
さる18日、福山氏の選挙母体となる「つなぐ京都2024」の事務所開きが行われた。私は福山氏を支持し参加した。事務所開きでは共同代表の石田氏等があいさつしたが、その場に来ていた共産党京都府委員長の渡辺氏は挨拶しなかった。私は次の用事もあったので事務所開きの後、事務所の中には入らず、すぐに次の場所へ移動した。
翌日19日、そして今日21日の「赤旗」に事務所開きの報道がなされた。ところが記事では渡辺委員長が「福山さんの政治姿勢を尊重し、政策と公約を支持し、福山市長誕生に全力をあげる」と表明したと報じられている。これはおかしいので関係者に質問した。すると私が参加し見たのは第一部で、それが終わったあと事務所の中で第二部が行われ、渡辺氏と新社会党府本部の代表があいさつしたらしい。他府県の人を含めて参加していない人は「赤旗」を見る限り、事務所開きで共産党や新社会党の代表が挨拶したように読むことになる。また事務所の中で第二部が開催され、そこで渡辺委員長が挨拶し「支持と福山市長誕生のために全力をあげる」と語るのは「推薦も支持もしない」という社会的に表明していることと違う。
このようなやり方は他党から「共産党隠しの誤魔かし」と批判を浴びるだろうし、演説会や宣伝カーなどの対応で混乱が生じる危険がある。最初に私が述べたように共産党はどのように闘うのか、きちんと説明しなければならない。
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