鈴木元氏が2024年の締めくくりにfacebookに投稿

鈴木元

2024年を振り返って 12月31日 鈴木元
今、204年12月31日 夜7時半、「紅白」が始まった。一つの仕事の段取りがついたので、「紅白」を流しながら、一年を振り返る。
今年は元旦に能登地方が直下型地震に襲われた。私は日本ベトナム友好協会京都支部のメンバーと相談し、被害者とりわけ異国の地で地震被害にあった外国人・大半がベトナム人研修生への支援に出かけることにし、3月に内灘の元リゾートホテル跡を避難所として使っているところへ食料を中心に支援物資を届けた。続いて、その後の調査もかねて9月に二泊三日で七尾・中能登・輪島・最北端の珠洲を訪ねた。七尾・中能登は日常生活が戻っていたが、輪島以北は駄目だった。地震から6カ月も経つのに倒れた家もそのまま放置されていた。過疎地でもともと放棄する気があった地域を地震の破壊を理由にして放棄するのではないか思わざるを得ない状況であった。とかく5カ所に支援物資は届けた。次は来年の3月に出かける予定にしている。
関わっている高齢者大学で、京都校・福知山校・大阪の三カ所で7回講義した。米中問題・ロシアウクライナ問題など多様なテーマで行ったのでそれなりに勉強した。
今年は8月8日で満80歳(傘寿)になった。人生の節であるので自叙伝的本として『世の中を変えたいあなたへ』(あけび書房 B6版上:@下二段 368ページに及ぶ大部な本)を出した。人生80年を振り返りながら、その時どきの社会運動・共産党の活動について論究するとともに自省の書としても書いた。内田樹氏、安斎育郎氏が推薦文を寄せていただいた。中身の水準はともかくとして80歳の年齢でこれだけの大部な本を書く人は珍しいと思う。それだけでも自分をほめてやりたい。この本の出版と80歳(傘寿)を祝って11月16日京都で(60名)11月24日東京で(15名)参加で集いを開催した。


これで私は社会科学的な本は最後にしようと考えていた。ところがこの本を出版した二カ月余りの後の10月27日に衆議院選挙の投開票が行われた。共産党は後退しただけではなく議席においても比例の得票においてもわずか5年前に作られた、れいわ新選組にも敗れ第7党に転落し、予てから私が言っていたことであるが国政では取るに足りない勢力に成り下がってしました。なにも言わないわけに行かず、緊急出版として『革新・共同党宣言 共産党の「改革」か「新党」かを問う』(あけび書房)を出版することにして昼夜を分かたず一気に書ききった。
特養に入所している妻は急速に身体・知的ともに衰えてているが11月に2回目のコロナを患いさらに拍車をかけた。12月から予約を入れればいつでも1時間面会出来ようになったので月2回は面会に行くことにしている、そして12月6日生野高校時代の友達、12月10日に職場元同僚が見舞いに来てくれた。
そのほか私が代表している自然クラブ、ならびに立命館アルペンクラブの行事に参加し月1回は登山してきた。夏山は久しぶりに長野県の霧ヶ峰・車山行った。
ところが12月27日珍しく風邪気味であったが、会議の前と途中の2回嘔吐した。そして妻の聴覚障碍者認定に必要な書類をある病院にもらいに行ったがそこでも二回嘔吐した。危険を感じいつもの診療所に飛び込み「ひとり暮らしなので入院も」と言ったが「ここは規模は大きいが診療所で病院ではないので入院は出来ない」と言われた後、検査した担当の医師はそのデーターを見ながらインフルエンザでもコロナでもありませんが危険な数字です。炎症反応が強く出、それも関係していると思われますが血糖値の値が異常に高いです。もしもこれからおなかが痛くなったり下痢をしたらすぐにどこかの病院に入院してください。と言われ熱さまし・咳止め・下痢になった場合の薬をもらい帰宅した。28日は一日自宅で暖房を利かせ温かいものを食べて過ごした。幸い熱は下がり、嘔吐も咳も無く、下痢もなかった。それで当初計画していたように29日30日東京に出かけた。29日は「革新共同宣言」の校正を友人と二人で昼から夜、30日の朝まで行った。30日の午前(あけび書房)と本の価格1000円プラス消費税100円=1100円、書店での発売2月中旬だが(あけび書房)に直接注文していただける方には1月末から発売する段取りとした。帰りの新幹線では気分転換に来年の海外旅行のことを考えて英語の本を読み続けた。そしては今日31日、別に書くが京都高齢者大学校の将来構想とかかわって長浜バイオ大学への提案文書を書き、関係者の意見を聞くためにメールで送った。最後に、私の年末恒例行事は京都南座での歌舞伎の顔見世興行、京都劇場での加藤登紀子の酔いどれコンサート、そして第九の演奏会への参加であるが、第九だけは満席で予約がとれなかったので、今8時からNHK第二での放映をビールでも飲みながら聞くことにする。

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