新刊「世の中を変えたいあなたへ」の発刊に当たっての記者会見 鈴木元氏のFacebook投稿

鈴木元
新刊「世の中を変えたいあなたへ」の発刊に当たっての記者会見
 昨日の8月8日は私の80歳の誕生日であった。
この日に私は新刊「世の中を変えたいあなたへ」(あけび書房)の発売日とし、合わせてそのために東京の私学会館で午後2時半から記者会見を開催した。
 昨年2月に「志位和夫委員長への手紙」(かもがわ出版)の発売開始に合わせて記者会見をした時はニュース性もあり時事通信、共同通信そして読売、朝日などの5大紙などから27名が参加してくれた。今回はそうした時局的ニュース性が無いこともあって、大手マスコミからは来なかったが、10名あまりの力量のあるフリーのライターが参加していただいた。そのうちの一人が自らのYouTubeで中継してくれたところ、丁度1日たった今日9日の夕方で13000件を超えるアクセスがあり、発売開始にあたって話題性を作っていただいた。

今日、別件で京都で一番大きな書店である河原町三条の丸善・ジュンク堂に寄ったところ売り切れで在庫ゼロであった。このフェイスブックを見た人々が購入し知り合いの人々に紹介・普及していただければ、それなりの普及になるのではないか思うのでご協力をお願いします。

 本では①共産党の全国で最先端を行っていた京都府委員会で24年間勤める中で経験し、考えたこと②共産党の専従を辞めて以降今日まで28年間国際協力活動を進めてきた国際感覚③52歳の時、妻が重度の障碍者となり以来26年間仕事と介護の両立を貫いてきた人生経験を記述した。これらはこれから社会を変えたいと行動するにあたってきっと役になると思います。
記者会見での開会に当たって
 猛暑にもかかわらず多忙な中、おいでいただいてありがとうございます。共産党に取って私の『志位和夫委員長への手紙』『さようなら志位和夫殿』の発行は予想外のことで、「過去の人である鈴木が何をいまさら」ということであったでしょう。
 私は1996年12月に家庭の事情で共産党の専従職をやめ、かもがわ出版や立命館に奉職しましたが、直後に妻が倒れ重度の障碍者となったために新しい仕事と妻の介護に追われ10年余りまともに共産党の活動に関わっていませんでした。ただその間にも大きな選挙があるたびに党中央(市田氏を通じて)と京都府委員会(渡辺委員長を通じて)に各10万円ずつ寄付してきましたし、2年毎に大きな規模の出版パーティーを開催してきましたから京都出身の幹部たちは、私を忘れるようなことは無かったと思います。
 13年前の2011年、居住地の洛西ニュータウンで共産党後援会再建活動にかかわり、京都で一番大きな200名ほどの単位後援会の会長に祭り上げられました。それ以来、毎月私の家で後援会役員会を開催してきました。役員には全国規模の労働組合の委員長や共産党の県の副委員長を経験された方もおられ、レベルの高い討議を積み重ねて来ていました。その中で私は自分が党専従をしていた当時に、これは改善しなければならないと思っていたことが改善されるどころか、より一層ひどい状況になっていることに気づきました。それで何回も志位和夫氏などの中央幹部ならびに渡辺和俊府委員長に長文の手紙を書いてきましたが、返事がなかったので上記の本を出版しました。しかし聞く耳持たずで問答無用に除名処分となりました。その後のことは皆さんが知っておられる通りです。
 今回は私の80歳となる誕生日を期して自叙伝的な本として書くと同時に、その都度、私が考え、自省したことを書くことにより、これから世の中を変えたいと思っている人々の参考にしてもらいたいと考えて出版しました。
 この本の原稿を出版社に渡して以降の共産党の言動で無視出来ないこととして以下の二点について補足の資料をお配りしました。
資料① 志位和夫議長の「共産主義=自由時間論」について
資料② 田村智子委員長の「党創立102周年記念講演」について

次回以降、会見当日に配られた資料等をブログでご紹介していきます。

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