「夜明け」さんのコメントに共感したので、全文を本記事で紹介したい

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4月6日、7日で開かれた日本共産党の第2回中央委員会総会では、事前に当ブログに「タレコミ」があった「第三弾の手紙」が「予定通り」提案されその通りに決定され、全党員が読了すべき文書となった。早速、エックス(旧Twitter)などSNSでは、毎度同じようなテンプレの手紙を出す当中央のやり方に疑問や批判の声が多数上がっている。
当ブログにもコメントが寄せられている。その中で、「夜明け」さんのコメントにとても共感をしたので、全文を紹介させていただきたい。

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文案を拝見しました。

最初に「29回大会は大きな成功をおさめました」というところから引っかかって、なかなか先に進まないのですが、支部の中でも読み合わせしながらそこで苦笑が起きそうな気がします。

「大会決定の読了」と言えば、報告や結語も含まれていたと思います。
となると、あの田村委員長の「結語」も含まれるのですよね。ブラックジョークとしか思えません。

「手紙」自体は宮本・不破氏の頃から、ここぞという時に巻き物のような長い印刷物で発出されていましたが、8回大会以降、60年代の「党勢倍加運動」の時に「中央からの手紙に支部から返事を出そう」という取り組みで議論し実践した、ということがあり、その伝説的な話を思い出したかのように、ここ最近10年ほどの中で「あの時のように支部から返事を出す取り組みを」というのが続いている気がします。

しかし、振り返ってみれば、どの訴えも多少の時代の変化を反映しているとはいえ、論調も視点もさほど変わらず、テンプレートのような訴えであり、読まずともわかるような内容にしか思えません。

「大きな目標に思えるかもしれないが、1つの支部にしてみれば…」という表現も毎回同じであり、それがなぜ達成できないのかという悩みに答えるものにはなっていません。

支部の現状も、職場支部といっても大きな職場であっても現役の党員を迎えられずすでに退職者しかいない、青年支部といっても民青が崩壊して拠り所になるところもないまま放置されている、生活相談で党に迎えてもいつの間にか連絡が取れなくなったままの人、党大会に向けた支部総会でも四苦八苦して「過半数」を集め、どうかしたら「持ち回り」で成立させて代議員を絞り出した、というケース、自治体や教育、農林水産商工分野の当事者の党員も少なくなり、現場の声が把握しづらくなること、そこに連なる各種団体との連携もうまく進まないことなど、おそらく支部や地区の悩みは尽きないと思います。

それに対し、どんな手立てを講じてきたのか、なぜ支部や党員が積極的に立ち上がれないのか、中央幹部の自己分析がほとんど伝わりません。

情勢分析も相変わらずで、「今の共産党に何が足りないのか」という視点ではなく「今の共産党の路線や方針には間違いがなく、それを知らせるのが不十分だから」という側面でしか物事を捉えないから、松竹さんの提起や大山さんの「支部の周りの実情を知らせる発言」について真摯に受け止めることができずにいる、ということをあらためて浮き彫りにした手紙の内容だと思います。

これに対し、今ここに書いたような内容で「返事」をしたら、党中央はいったいどんな反応をするのでしょうね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~ここまで

「今の共産党に何が足りないのか」という視点ではなく「今の共産党の路線や方針には間違いがなく、それを知らせるのが不十分だから」という側面でしか物事を捉えないから、松竹さんの提起や大山さんの「支部の周りの実情を知らせる発言」について真摯に受け止めることができずにいる

 まさにこの通りではないだろうか?

読者の皆さんのご意見をさらにお聞かせいただきたい。
なお、今後も、ブログやYouTubeチャンネル、エックス(旧Twitter)に寄せられたコメントなどで、ぜひ他の方にもご紹介したいものは、どんどん、持っている媒体で紹介していきたいと考えている。特にYouTubeでは、コメント自体を動画にしてより多くの方に見ていただきたいと考えているので、ぜひ、多くのコメントをお寄せいただけたら幸いである。
アンチの方のコメントを紹介することはないと思うが、コメントは歓迎だ。再生回数や媒体への注目度を上げてくれることに感謝している。

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