鈴木元氏が、Facebookを更新した。全文を転載する形でご紹介したい。
驚いた、S京都府会議員の投稿
3月17日の赤旗に私の除名処分が掲載された。その日の田村副委員長の定例記者会見で、そのことを質問された彼女は「大軍拡反対で多くの皆さんとの連帯をと、日本共産党が一丸となって頑張っている時に、分断が持ち込まれていることは残念」など、率直に私の感想を述べました(3月17日)。と述べた。事情が判らない彼女がそのように答えたとしても不思議ではない。ところがつい最近になって、その田村氏のツィッターに京都のS府会議員が書き込んでいることを知った。
鈴木氏はこの20年間の日本共産党の活動の現場に参加してない。新聞赤旗も斜め読み、規約の改訂、野党共闘の前進などなど、全党の努力を知らない、凝り固まった頭で決めつけて、本の記述の中には事実と違う事も当事者から抗議があるなどして、第二版では削除したものも。いつから転落されたのでしょう(3月18日)
なにを根拠に書いているのだろう。日付と文面から考えると3月15日に私の除名処分を決めた時の府委員会の言い分のそのものであり、その場で私が反論していることをまったく無視した発言である。
私が家庭の事情で共産党京都府委員会常任委員を辞めざるを得なくなり一級障碍者の妻の介護と新しい仕事に従事しなければならなかった当初、党活動は最低限の事しかできなかったことは色々な場所で書いている。そのことと私がこの20年間日本共産党の現場の活動を知らないことと一致しない。
そのような中でも私は京都の洛西ニュータウンでの共産党後援会の再建活動に加わり京都最大の単位後援会の会長に祭り上げられ、我が家で後援会の役員会を開催し、後援会集会、地方議員の事務所開き、小学校での演説会において共産党必勝を訴えてきた、その場にいた地元の府会議員や市会議員であれば皆さん知っていることである。しかし私が専従を辞めざるを得なかった当時に感じていた共産党の問題点が改善されるどころか、むしろより一層悪化していることを見聞し、21年の総選挙、22年の参議院選の後退結果に直面する中で「このまま続けば共産党は国政レベルでは、取るに足りない勢力になってしまう、何とか立て直す必要がある」との思いで「志位和夫委員長への手紙」を書いたのである。しかし志位指導部は3月16日、問答無用に私を除名処分にし3月17日の赤旗で発表したのである。
このS府会議員は私の反論を無視しただけでなく、私の「志位和夫委員長への手紙」その前に出版した「ポスト資本主義のためにマルクスを乗り越える」も読んでいないと推察される。読めば私が共産党の新しい方針を知らないなどと書けない。これらの本を書くため私は少なとも戦前の綱領的文書そして7回党大会以来第28回党大会決定に至る共産党の重要方針の発展は全て目を通したし、マルクスの「資本論」やアダムス・スミスの「国富論」を含めた古典に目を通し直して書いている事は判る。私が書いていることも読まずに府委員会指導部が書いた一方的な批判だけを鵜呑みにして誹謗している。これほどの知的荒廃はない。府会議員たる人が、こうした態度を取っている限り共産党が国民からの信頼を広げていくことは難しい。反省を求める。
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