松竹伸幸氏 共産党100年史上で初の除名再審査へ

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共産党を不当に除名された松竹伸幸さんが、共産党100年史上で初の除名再審査を求めて精力的に活動をされています。きたる8月9日には、東京都内で新著の発刊を前に記者会見をひらくそうです。

メディアのみなさんには、以下の内容をプレスリリースでお知らせしているようなので、当ブログでもご紹介いたします。

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『シン・日本共産党宣言』を刊行(1月19日)したことをきっかけに、約2週間後の2月6日に除名処分され、それ以来、除名の不当性を訴えてきました。とりわけ、党規約に「被除名者が処分に不服な場合は、中央委員会および党大会に再審査をもとめることができる」(第55条)とあることから、来年1月に予定されている党大会で再審査することを党中央に対して求めてきました。

この間、党中央とのやりとりを通じて、「除名に関しての再審査については、除名者がいかなる書式で提出しようと再審査の対象になる」との回答を得ています(党書記局、5月15日付)。除名の再審査規定は、1961年の旧規約時代から存在していましたが、共産党の100年を超える歴史のなかで、党大会で実施されるのは初めてのことになります。共産党史の当事者として身を引き締めています。

この度、党大会まで5か月という時点で、再審査に向かう私なりの方針をご説明しておきたく、会見を開かせていただきます。近く、公式ホームページを開設、YouTubeチャンネルも開始するなど、全国の党員への訴えを行っていきます。訴えの基本的な内容は、私の著作が綱領と規約に対する攻撃であるという党中央の判断は、すでに廃止された1961年の旧綱領・旧規約にもとづくものであって、私の立場こそ、全面改定された2000年の新規約、2004年の新綱領に合致しているというものです。規約が除名の再審査規定を設けているのは、50年問題に象徴されるよう党中央も誤ることがあるという、党史の痛烈な教訓をふまえたものです。

その点を論じるため、8月10日、『不破哲三氏への手紙──日本共産党をあなたが夢見た21世紀型に」(宝島社新書)を上梓します。会見に参加されるメディアの方には贈呈します。早めに読まれたい方には、PDFファイルをメール添付でお送りします。

お暑い中で申し訳ありませんが、ご参集いただければ幸いです。よろしくお願いします。
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当日は、ライブ中継もされるそうなので、詳しい情報がわかり次第、読者のみなさんにお知らせするようにします。

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