3月3日に開かれた日本共産党の全国都道府県委員長会議では、「規約を無視した行動で除名された元党員」という言い方で松竹伸幸さんを取り上げ、松竹氏の行動を利用して巨大メディアが反共攻撃の大キャンペーンを仕掛けていると説明。さらに、例の「しんぶん赤旗」に掲載された一連の批判論文のパンフの内容を幹部会として確認した、と山下副委員長が報告。パンフを活用して、綱領と規約を学び、大攻勢をかけようと呼びかけました。
私は、この報告をネットで視聴しながら、なんともやりきれない気持ちに包まれました。
「お前は松竹信者か」と、Twitterでツッコミを入れる方がおられましたが、そもそもTwitterのアカウントの目的が不当な処分の撤回を求めて声を広げることなので、松竹さんの応援団であることは間違いないことです。
なぜ松竹さんを応援するのか。
何も松竹さんは自分が党首になりたくて声を上げたわけではなく、安保・自衛隊問題でも党内では様々な意見がある、議論を戦わせる中でより良い政策ができるし、その姿を国民に見せることで、新たな支持が広がる。そういう自分の頭で考え行動する人を増やしたい。
そのための党首公選の提案だとはっきりと新著で述べられています。その点に私はとても共感したからです。「この人は本気で党を改革したいと思っているんだ」と。だから、自分は党外の人間だけれど心から応援したいと思ったのです。
その松竹さんの熱い思いに対して、「正規のルートで一度も提起することなく。いきなり党外から攻撃」と決めつけ、それをメディアが最大限に利用して、党を攻撃している、などと壮大なこじつけのキャンペーンを仕掛けてくるのですから、率直に言って党中央は、「被害妄想」にでも取り憑かれていると思います。
しかも、一連の松竹批判、反メディアの論文パンフを幹部会として確認した、とわざわざ都道府県委員長会議で報告し「これは正式な党の方針だ」とばかりに被せてくる。狂気の沙汰としか思えません。
冒頭に書いた通り、山下報告を聞いた時は、「げんなり」としたのですが、ここで諦めては、何も変わりません。あの人たちの思う壺です。なので、たった一人で立ち上がった松竹さん、鈴木さん、蛭子さんに連帯して、名誉の回復のために徹底して自分も戦い抜くことをあらためて決意しました。
ネットの力を活かして、賛同していただける方を一人、二人と広げていきます。どうか、ご賛同いただける方、それぞれのやり方で、声を広げていきましょう!(了)
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